在学生・卒業生の声

在学生の声 -自然環境学専攻の魅力

JANOWSKI DANIEL(自然環境評価学分野 博士課程1年)

With its expert cadre of professors and a community of students passionate about nature, the Department of Natural Environmental Studies provides a great space for everyone interested in researching various aspects of our planet’s environments. Since I have started studying here, I am constantly surrounded with opportunities for academic development: participating in field work in research forests all around Japan, conducting research under the supervision of renowned specialists in state-ofthe-art equipped laboratories, discussing new findings with professors and peers alike. That is all not to mention the rich curriculum of courses provided by the Department; while sometimes demanding, the lectures and seminars brought my attention to important interactions and processes in the biosphere I was not considering before. Thankfully, even the most complicated topics were easy to understand due to the help and attention from the professors. While the workload of courses and research can be a challenge, it is positively so, and serves as a great motivation to give one’s all. I would recommend studying here to everyone interested in environmental sciences.

WANG, Yehao (海洋資源環境学分野 博士課程2年)

Department of Natural Environmental Studies (NENV)provides me the research and learning environment necessary to accomplish my doctoral research, which is deeply related to a serious global issue, the marine plastic pollution. The purpose of my study, clarifying the sinking process of microplastics in the estuary area, can be achieved by conducting field surveys, lab analyses and numerical simulations. This is the tough challenge for me, but it gives me a unique experience to broaden my horizon. The study life is also fulfilling in the Kashiwanoha campus. The Graduate School of Frontier Sciences prepares plenty of on-campus jobs such as translator and research assistant during the COVID‑19 paramedic. It gives the foreign students a great support through this hard period. Foreign students like me feel the humanities and enthusiasm here which helped me to overcome the loneliness and pressure. Just like the slogan of NENV, “Crossing knowledge boundary, explore unknown frontier”, the department provides a platform for students who want to deepen their research interests and examine environmental concerns from various academic perspectives. I highly recommend studying and discussing here to the students who are concerned about environmental issues.

野田 昌裕(生物圏機能学分野 修士課程2年)

  幼い頃より絶滅した動物に興味があったことから、学部では古生物学を専攻していました。
研究を進める中で、生物の進化を紐解くには分類群や既存の手法に捉われない幅広い視野が重要であることに気が付きました。そこで私は、現生・絶滅種を対象に、生態学や形態学などを組み合わせた学際的なアプローチを試みたいと考えるようになり、分野横断的な研究を推進する本専攻への進学を決意しました。
入学後の半年間は、主にコア科目を通じて自然環境に関連する幅広い教養を身につけます。野外での実習も多く、自然を肌で感じながら学びを深めると同時に、共同作業を通じて交友の幅も広がりました。専攻全体で実施される「コースゼミ」では、様々な領域の研究を行う学生と教員による議論が展開され、分野に捉われない多角的な視野を養うことができます。また、普段から学生同士で互いの研究内容について意見を交わす機会も多く、日々切磋琢磨しています。このように刺激的で充実した研究生活を送ることができるという点も本専攻の大きな魅力です。ぜひ皆さんも自然環境学専攻で共に学び、学問を追究する喜びを共有しませんか?

 

卒業生の声 -自然環境学専攻で得たもの

荒岡 大輔(産業技術総合研究所)2014年博士課程修了

自然環境学専攻は陸域コースと海洋コースに分かれていますが、全体として幅広い分野を対象とした『自然環境』を明らかにすることが目的です。国内だけにとどまらず、航海も含め世界中を対象にしたフィールド調査、最新の分析機器を用いた精密実験などを行い、最先端の知見の習得を目指して日夜研究に励んでいます。『自然環境』について幅広く学びたいのであれば、この専攻には多彩なバックグラウンドを持った個性豊かな人々が集まっているため、充実した時を過ごすことができると思います。また、研究発表の機会も多く、専門の異なる人たちに自身の研究を理解してもらう能力も必要となるため、社会に出た後も役立つプレゼン能力が鍛えられることも利点です。自然環境に対して多様な視点を持ちつつ、自身が誇れる専門分野の知識を有した、今現在社会に必要とされている研究者・社会人になるため、共に励みましょう。

丹羽 雄一(中央大学 理工学部)2012年博士課程修了

自然環境学専攻で学ぶ醍醐味は、「様々な観点から自然環境を探究できること」です。関連するキーワードは、「海」、「陸」、「植物」、「生態」、「動物」、「都市」、「農村」、「地形」、「地質」、「地球化学」、「資源」、「災害」など多種多様です。このように多様な専門分野が集まる本専攻では、専門分野の枠を超えて専攻全体で議論する場から研究室ごとに個別に議論する場まで揃っており、「広い視野を持ちながら、各自の専門分野を深く掘り下げる」ことができました。特に、2010年度から海洋環境学コースが柏キャンパスに移転し、本専攻に所属する分野のほとんどが柏キャンパスに集結したため、陸域環境学コースに所属しながら海洋環境学コースの先生、学生とも議論ができるなど、大変有意義な研究生活を送ることができました。私の現所属先では災害をキーワードに理学・工学・医学・人文学など多彩な分野の学融合が促されており、自然環境学専攻で学んだ経験が生きています。皆さんもぜひ自然環境学専攻で有意義な研究生活を送ってください。

稲子谷 昂子(環境省)2012年修士課程修了

自然環境学専攻には、「環境」を軸に様々なバックグラウンドをもった方々が在籍しています。同専攻の最大の強みは、研究を通じて自分の専門性を高めることは勿論ですが、授業や研究発表における他分野の方々との意見交換を通じ、環境を捉える上での「多角的な視野」を養うことができる点にあると考えています。私自身も毎週一回開催されるコースゼミ等で、自身の専門分野で発表しているだけでは得られなかったであろう、新しい観点からコメントをいただくことが多々ありました。
これらの経験は社会に出ても役立っています。私が現在勤めている環境省では、水、廃棄物から地球温暖化まで幅広い分野の地球環境問題を取り扱いますが、その影響は多岐にわたります。問題を様々な角度から検討するにあたり、多様なバックグラウンドを持つ方々との議論を通して得られた知識、そこで磨かれた「多角的な視野」は自分の強みになっていると感じています。皆さんが自然を愛する同期と切磋琢磨しながら、自分の可能性を広げていけることを願っています。

古橋 大地(マップコンシェルジュ株式会社社長)2001年修士課程修了

自然環境学専攻では、とにかくフィールドワークが多く、実習、ゼミ合宿、自身の研究とあちこちを飛び回りました。もちろん効率よく野外での調査をするた めの準備で出発前夜まで徹夜の調査機材整備。多種多様な専門分野の仲間が集まって、現場での議論。そして帰ってきての合同ゼミで厳しい教授陣の指導。必然的に学生間の団結力は上がり、次の調査地へと向かうのです。まさにワイワイガヤガヤの研究分野のるつぼの中で、「自然環境」というキーワードを軸として、様々なフィールドを多種多様な視点を持つメンバーと共に 経験できたことは、社会人となった今、貴重な財産となっています。また仕事でデジタル技術の現場に立つと、フィールドでの視点が欠けた業務の多さに唖然 とすることがあります。まさに修士課程で学んだ技術や経験が、今生きています。

薄 志保(財団法人東京大学出版会)2003年修士課程修了

この専攻で学ぶよさのひとつは、環境に関わる広い人脈と視点を得られることです。私は専攻全体でのゼミや実習を通じて、所属の研究室以外の先生方とも懇意にさせていただき、多角的な視点を学びました。また、学生間の交流がとても密だったので、修了して5年以上経ったいまでも仲がよく、折に触れて集まっては情報交換をしています。この専攻の修了生は様々な分野で環境に関わった仕事をしており(たとえば中央省庁、テレビ局、広告代理店、総合商社など)、時には実際の仕事で助け合ったりもしています。私は、環境や生物関連の本の編集者をしていますので、特に先生方や友人たちの情報を仕事に生かす機会も多く、この専攻で学んでよかったと日々感じています。自然環境学専攻で培うことのできる人脈や視点は、将来にわたって活きていくものです。ぜひ、この専攻で、かけがえのない財産を得ていただきたいと願っています。

山岡 直樹(経済産業省)2008年修士課程修了

自然環境学専攻の魅力は、様々な切り口で環境を探求するチャンスがあることであり、海洋の場合、学術研究船を用いた外洋での大規模な調査から沿岸干潟域での身近な環境モニタリングまで、あらゆる方向からのアプローチが可能となっています。また、学業だけでなく、多様なバックグラウンドをもつ友人たちとの2年間の大学院生活は実に有意義でした。私の職場である経済産業省は、日本経済・産業の発展を使命に様々なバックグラウンドをもつ人間が活躍しており、自然環境学専攻で学んだ生態系の多様性を生かすことが、産業から資源・エネルギー、そして貿易といった幅広い分野における政策立案にも重要であることを実感しています。これまでの学問領域を飛び出し、フィールドの上で知の探求をしてみませんか。

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