在学生・卒業生の声

在学生の声 -自然環境学専攻の魅力

佐々木 夏来(自然環境変動学分野 博士課程3年)

自然環境学専攻では修士課程に入学すると、陸域コース・海洋コースを問わず、生態学、地形学、環境化学、景観学等の幅広い分野について授業で学びます。座学だけでなく、フィールドワークも充実しており、環境学の基本となる調査技術を広く学ぶものや、分野ごとの専門的なものまで多彩です。授業と研究の両立はとても大変ですが、新たな知識や技術を獲得し、自身の研究の幅を広げることが可能です。また、専門分野の枠を超えて、専攻全体で研究内容ついて議論する場も用意されています。異なる専門分野間での議論は、新たな視点や発想を与えてくれ、時には自身の研究の方向性について考えるきっかけとなります。日々、研究室や同期の仲間と議論を交わし、学外の勉強会にも積極的に参加して、充実した研究生活を送っています。自然環境について幅広く学び社会で活躍したい方、領域横断的な研究を目指す方、本専攻で共に切磋琢磨しましょう。

原 拓冶(海洋物質循環学分野 博士課程2年)

本専攻は陸域・海洋の二つに大きく分かれますが、専門の垣根を超え、自然環境学として幅広い分野について学びます。授業だけでなくフィールドワークも充実しており、研究で必要となる基礎的な技術を、関連分野のエキスパートから直接指導してもらえます。
週に一回、専攻全体のゼミでは、自分の研究について発表を行いますが、分野内外の方々の数々のコメントから、新たな視点を得たり、環境学における自分の立ち位置を振り返ることが出来ます。私の博士研究は、海水中に微量に存在する金属元素の一種(ネオジム)の濃度と同位体比の分布を調べることで海洋における物質循環について明らかにすることを目的としています。研究航海には積極的に参加し、北極から南極まで広大な海を楽しく駆け回っています。
自然環境について幅広い知識を身に付け社会へ飛び出して活躍したい方、アクティブに研究に励みたい方、本専攻で共に学び、充実した研究生活・学生生活を送りましょう。

杉山 賢子(自然環境評価学分野 修士課程2年)

自然環境学専攻は、専攻名の通り、自然環境に関する様々な分野の知識を得ることができます。本専攻には地学を専門とする研究室や動植物・菌類といった生物を専門にする研究室、自然と人との関りを扱う研究室など、自然環境に関する幅広い分野の研究室が集まっています。そのため授業や毎週のゼミでは、今まで触れることのなかった分野や自分がもともと興味のない分野の話も聞くことになります。親しみのない分野の話も初めは難しく感じられましたが、このように様々な分野に触れることで、新たな視点から自然環境を捉えることができるようになりました。また、どう伝えたら他分野の人にも自分の研究を理解してもらえるだろうかということを意識できるようになる点も、様々な分野の集まる本専攻の良いところだと思います。
このように、本専攻は自然環境を研究する上で大変恵まれた場所だと思います。皆さんも本専攻で充実した研究生活を送りましょう。

 

卒業生の声 -自然環境学専攻で得たもの

荒岡 大輔 2014年博士課程修了

自然環境学専攻は陸域コースと海洋コースに分かれていますが、全体として幅広い分野を対象とした『自然環境』を明らかにすることが目的です。国内だけにとどまらず、航海も含め世界中を対象にしたフィールド調査、最新の分析機器を用いた精密実験などを行い、最先端の知見の習得を目指して日夜研究に励んでいます。『自然環境』について幅広く学びたいのであれば、この専攻には多彩なバックグラウンドを持った個性豊かな人々が集まっているため、充実した時を過ごすことができると思います。また、研究発表の機会も多く、専門の異なる人たちに自身の研究を理解してもらう能力も必要となるため、社会に出た後も役立つプレゼン能力が鍛えられることも利点です。自然環境に対して多様な視点を持ちつつ、自身が誇れる専門分野の知識を有した、今現在社会に必要とされている研究者・社会人になるため、共に励みましょう。

丹羽 雄一(東北大学災害科学国際研究所)2012年博士課程修了

自然環境学専攻で学ぶ醍醐味は、「様々な観点から自然環境を探究できること」です。関連するキーワードは、「海」、「陸」、「植物」、「生態」、「動物」、「都市」、「農村」、「地形」、「地質」、「地球化学」、「資源」、「災害」など多種多様です。このように多様な専門分野が集まる本専攻では、専門分野の枠を超えて専攻全体で議論する場から研究室ごとに個別に議論する場まで揃っており、「広い視野を持ちながら、各自の専門分野を深く掘り下げる」ことができました。特に、2010年度から海洋環境学コースが柏キャンパスに移転し、本専攻に所属する分野のほとんどが柏キャンパスに集結したため、陸域環境学コースに所属しながら海洋環境学コースの先生、学生とも議論ができるなど、大変有意義な研究生活を送ることができました。私の現所属先では災害をキーワードに理学・工学・医学・人文学など多彩な分野の学融合が促されており、自然環境学専攻で学んだ経験が生きています。皆さんもぜひ自然環境学専攻で有意義な研究生活を送ってください。

稲子谷 昂子(環境省)2012年修士課程修了

自然環境学専攻には、「環境」を軸に様々なバックグラウンドをもった方々が在籍しています。同専攻の最大の強みは、研究を通じて自分の専門性を高めることは勿論ですが、授業や研究発表における他分野の方々との意見交換を通じ、環境を捉える上での「多角的な視野」を養うことができる点にあると考えています。私自身も毎週一回開催されるコースゼミ等で、自身の専門分野で発表しているだけでは得られなかったであろう、新しい観点からコメントをいただくことが多々ありました。
これらの経験は社会に出ても役立っています。私が現在勤めている環境省では、水、廃棄物から地球温暖化まで幅広い分野の地球環境問題を取り扱いますが、その影響は多岐にわたります。問題を様々な角度から検討するにあたり、多様なバックグラウンドを持つ方々との議論を通して得られた知識、そこで磨かれた「多角的な視野」は自分の強みになっていると感じています。皆さんが自然を愛する同期と切磋琢磨しながら、自分の可能性を広げていけることを願っています。

古橋 大地(マップコンシェルジュ株式会社社長)2001年修士課程修了

自然環境学専攻では、とにかくフィールドワークが多く、実習、ゼミ合宿、自身の研究とあちこちを飛び回りました。もちろん効率よく野外での調査をするた めの準備で出発前夜まで徹夜の調査機材整備。多種多様な専門分野の仲間が集まって、現場での議論。そして帰ってきての合同ゼミで厳しい教授陣の指導。必然的に学生間の団結力は上がり、次の調査地へと向かうのです。まさにワイワイガヤガヤの研究分野のるつぼの中で、「自然環境」というキーワードを軸として、様々なフィールドを多種多様な視点を持つメンバーと共に 経験できたことは、社会人となった今、貴重な財産となっています。また仕事でデジタル技術の現場に立つと、フィールドでの視点が欠けた業務の多さに唖然 とすることがあります。まさに修士課程で学んだ技術や経験が、今生きています。

薄 志保(財団法人東京大学出版会)2003年修士課程修了

この専攻で学ぶよさのひとつは、環境に関わる広い人脈と視点を得られることです。私は専攻全体でのゼミや実習を通じて、所属の研究室以外の先生方とも懇意にさせていただき、多角的な視点を学びました。また、学生間の交流がとても密だったので、修了して5年以上経ったいまでも仲がよく、折に触れて集まっては情報交換をしています。この専攻の修了生は様々な分野で環境に関わった仕事をしており(たとえば中央省庁、テレビ局、広告代理店、総合商社など)、時には実際の仕事で助け合ったりもしています。私は、環境や生物関連の本の編集者をしていますので、特に先生方や友人たちの情報を仕事に生かす機会も多く、この専攻で学んでよかったと日々感じています。自然環境学専攻で培うことのできる人脈や視点は、将来にわたって活きていくものです。ぜひ、この専攻で、かけがえのない財産を得ていただきたいと願っています。

山岡 直樹(経済産業省)2008年修士課程修了

自然環境学専攻の魅力は、様々な切り口で環境を探求するチャンスがあることであり、海洋の場合、学術研究船を用いた外洋での大規模な調査から沿岸干潟域での身近な環境モニタリングまで、あらゆる方向からのアプローチが可能となっています。また、学業だけでなく、多様なバックグラウンドをもつ友人たちとの2年間の大学院生活は実に有意義でした。私の職場である経済産業省は、日本経済・産業の発展を使命に様々なバックグラウンドをもつ人間が活躍しており、自然環境学専攻で学んだ生態系の多様性を生かすことが、産業から資源・エネルギー、そして貿易といった幅広い分野における政策立案にも重要であることを実感しています。これまでの学問領域を飛び出し、フィールドの上で知の探求をしてみませんか。

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