自然環境循環学講座

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現代社会では、多種・多様な化学物質が生産・使 用されており、人の生活はその便益にあずかる一方 で、人や生態系の生物に対する影響も見過ごせない。 そして化学物質の管理は、そのゆりかごから墓場まで(ライフサイクル)を俯瞰して行うことが重要である。

本講座のテーマの一つは、特に水系を対象として 数種類の生物応答によってそれら化学物質の影響を 把握するWET(Whole Effluent Toxicity Test)のよ うな新たな手法(バイオアッセイ)の開発・適用を 行うことであり、生態影響削減のための方策につい て提案する。また、内分泌かく乱化学物質、医薬品・ 生活用品、ナノ物質などの新しい性質をもつ化学物 質の環境影響を明らかにするための試験法を開発す ることも喫緊の研究テーマである。

2 つ目のテーマとしては、製品に含まれる具体的な 化学物質として、残留性有機汚染物質(POPs)や金 属類等に着目し、廃棄物処理やリサイクル過程など ライフサイクルの各段階での排出挙動と汚染のコント ロールに関する研究を、実際のフィールドを対象に 実施する。また、環境媒体の汚染や製品の安全性を モニタリングするための試験手法を検討し、フィールド調査に適用して考察を進める。

教員HP

山本 裕史 教授(国立環境研究所)

倉持 秀敏 教授(国立環境研究所)

山岸 隆博 准教授(国立環境研究所)

渡部 春奈 准教授(国立環境研究所)

国立環境研究所・連携大学院オンライン合同説明会 5/25

自然環境循環学講座の教員が所属している国立環境研究所において、下記の通り、
連携大学院オンライン合同説明会が開催されます。

自然環境循環学講座に興味のある方はぜひご参加ください。

日時:2022年5月25日(木)13:30〜15:30頃
開催方法:Zoomによるオンライン開催
プログラム(予定):
13:30〜13:45 国環研の概要、国環研における連携大学院制度の説明
13:45〜14:00 国環研所属大学院生による研究生活についての紹介
14:00〜15:30頃 個別相談会(希望の研究室・教員を訪問して進学や研究の相談ができます)
参加方法:事前申込制(5月22日まで)

詳細と申し込みは以下の合同説明会特設サイトをご覧ください。

合同説明会特設サイト
連携大学院HP

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