海洋資源環境学分野

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教員HP

小松幸生准教授

海流の速度、水温や塩分濃度といった海洋の物理環境は、場所毎に時々刻々と変動する。こうした変動は、栄養塩など化学環境の変動と相まって海洋生物の変動をもたらす。しかし、そのメカニズムの多くは未解明である。マイワシ等の水産資源変動のメカニズム解明、地球温暖化の影響評価、エチゼンクラゲの大量出現要因の解明などの諸課題について、観測と数値シミュレーション双方で最先端の手法を用いて、数秒程度の変動から数10年規模の変動まで、様々なスケールの海洋物理環境の変動が海洋生物の変動に与える影響の評価・予測とメカニズムの解明に取り組んでいる。

小松研究室HP

吉澤晋准教授

数日オーダーの短時間スケールから数億年オーダーの長時間スケールまで、生命は絶え間ない環境の変化に応じて適応・進化してきました。この複雑な過程を解き明かす上で強力な手がかりとなるのが、生物の持つDNA配列全体にあたるゲノム、発現しているRNAの網羅的な計測であるトランスクリプトーム、環境中のDNAの網羅的な計測であるメタゲノムなどのオーミクスデータです。
本研究室では、生物学における近年の急激な技術革新を背景に、ゲノム・遺伝子進化解析、環境・生態系オーミクス、バイオインフォマティクスなどに関わる最新の遺伝子解析技術を基盤とし、生命と地球環境の相互作用とそのダイナミクスを、海洋という魅力的な舞台において探求していきます。

吉澤研究室HP

 

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